こんにちは。
下北沢ルミアージュクリニック、形成外科医の栄です。
今回は眉下切開の症例のご紹介です。
もともとの二重のラインがたるみで見えなくなってきた・・・
アイラインを引くときに、皮膚が邪魔になってきた・・・
まつ毛に皮膚が乗っかっている・・・
とりあえずまぶたが重い・・・
このような症状はありませんでしょうか。
その場合には、眉下切開という選択肢が一つの解決策になる可能性があります。
眉下切開は今とても人気の手術です。
この手術は、上まぶたのたるみを取り、ナチュラルに若返るというメリットがあります。
一方で最大のデメリットとしては眉の下に傷跡が残るということです。
傷跡が残ることを受け入れられて初めて、手術という選択肢がみえてきます。
また眉下切開の適応についてはしっかりと判断をする必要があります。
目と眉毛の位置が近い場合、そもそもたるみがそんなにない場合、真の眼瞼下垂の場合・・
そういう場合には眉下切開の適応はありません。
適応については診察をしてしっかりと判断させて頂きたいと思います。
症例の患者さんは、二重のラインが皮膚で隠れてきた、まぶたの重さを自覚するようになってきたとの訴えがありました。
診察しますと確かに、もともとの二重のライン(特に外側)が正面視で隠れてしまっていました。
見開きは良好でしたので、真の眼瞼下垂ではなく上眼瞼の皮膚が弛緩している状態で眉下切開の適応ありと判断致しました。
手術直後の変化ですが、写真の通りです。
正面視でも二重のラインが見えるようになっています。
手術してから1か月目は赤みのピークです。
この時期は、この赤みがずっと続くのではないかと心配になる時期ですが、必ず赤みは褪色していきますので焦らず待ちましょう。
半年~1年すると、よ~くみないとわからないような傷跡になることがほとんどですが、傷跡がゼロになることはありません。
半年目まで経過を見ていく予定ですので、また報告致します。
年齢と共に、皮膚は確実にたるみを帯びてきます。
まぶたの重たさを感じる、見た目が気になる・・・
気になった時が解決するタイミングです。
上まぶたのたるみでお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。
月曜、金曜日は、目の下のたるみ治療、上まぶたのたるみ治療(眉下皮膚切除)などの目周りのオペの診療をおこなっております。
診察致しまして、適切な選択肢を提示し、尽力させて頂きます。
施術内容:上眼瞼たるみとり(眉毛下皮膚切除)
リスク/副作用:内出血、腫脹、傷跡、ツッパリ感、知覚鈍麻
手術費用:220,000円(税込)
※モニター価格:165,000円(税込)
条件:施術・症例写真、動画、術後の経過観察にご協力頂ける方
用途:ホームページ、SNS、院内資料、学会発表等