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【スタッフブログ】ボトックス注射について

こんにちは。

下北沢ルミアージュクリニックです。

今回は、最近ご相談頂く機会が増えて来ている、ボトックス注射による、しわ治療についてご説明させて頂きます。

しわの種類について

顔のしわは大きく分けると3つに分類されます。

  1. 小じわ
    皮膚そのものの乾燥や老化によるもの
  2. 表情じわ(目尻のしわ、眉間の縦しわ、額の横しわ、口周りのしわ)表情筋の反復運動によってできるもの
  3. 皮膚組織、皮下脂肪の下垂から生じる凹凸(目の下のクマ、ほうれい線、口元のしわ)
    老化や重力によって生じるもの

ボトックス注射は、この中でも特に2の表情じわの改善に適しております。

表情じわは、眉間や額、目尻の筋肉が長年収縮を繰り返す事でできます。
しわの原因となっている部分の筋肉に、筋肉の動きを止める効果のあるボトックスを少量注射する事により、表情じわを改善することが出来ます。

  • 薬剤について
    A型ボツリヌストキシンを注射器で注入する事で、筋肉のうごきを抑制します。当院では、厚生労働省の認可を受けているアラガン社製のボトックスビスタを使用しております。
  • 治療後の経過について
    個人差や部位による違いはありますが、薬剤を注射後、およそ1〜2週間以内に効果が安定し、その後効果の持続期間は3〜4ヶ月程度になります。腫れや内出血などのダウンタイムがほとんどない治療にはなりますが、内出血が出てしまった場合でも、針を刺した箇所の周りに小さな青あざが数日出ることがあります。
  • 施術の痛み
    当院では、注射部位を冷やし34Gナノニードルという極細針を使用する事で、極力、施術の痛みが少なくなるよう心掛けております。また、痛みが苦手な方にも施術を受けて頂けるように表面麻酔を使用する事もできます。

まとめ

コロナ渦でマスクの着用が増え、目で表情を作ることから、目周りのしわが増えているというお話を良くお聞きします。

ボトックス注射はダウンタイムもほとんど無く、効果も早くから期待できる治療法ですので、予防と治療の2つの効果が期待できます。しかし、既に深く刻まれてしまったしわの治療には、ボトックス注射とヒアルロン酸注入を併用する事が、効果的な治療法になることもあります。

より自然な仕上がりをご提案したい為、結婚式などの大切なイベントの為に施術を行う場合は、余裕を持って、半月から1ヶ月以上前からご予約頂く事をオススメ致します。

また、お顔だけの治療だけでなく、ワキ汗が気になる方の治療も出来るのもボトックス治療の特徴です。この時期、外は寒いのに、電車の中や室内が暑くて、せっかくお洒落をして出かけたのに汗ジミが心配になる事もあると思います。そういった心配事も解消出来る治療でもありますので、気になる方は、一度診察を受けられては如何でしょうか。

次回はヒアルロン酸注入について、ご説明させて頂きます。